薄毛の方、AGA（男性型脱毛症）でお悩みの方へ、頭皮の健康を保つシャンプーの仕方を元理美容師である私がお伝えしますね。
正直、今までシャンプーなんて適当にやっていたので、シャンプーで頭皮の状態が変わるのであれば、すごく興味があります。
たかがシャンプーと舐めてはいけませんよ。シャンプーの仕方一つで育毛剤の効き方も左右されますので、参考にしてみてくださいね。
そうなんですね！わかりました！この記事をブックマークして保存しておきます😊
動画の方が良いなって方はこの動画を御覧ください↓
【AGA・薄毛で悩んでる人専用】育毛剤が効くシャンプーの方法
薄毛・AGA治療に効くシャンプーの方法
①髪の毛は最初の流しで8割の汚れが取れるという事実
シャンプーをする時にとても重要な工程が『最初の流し』です。
実はこの『流し』で、1日の汚れの8割は落ちると言われています。※諸説あり
極端な話ですが、この流しを丁寧にしっかりと行えばシャンプーで洗う必要なんてないくらいのレベルです。
シャンプーを行う際の全ての工程で共通する事ですが、髪の毛に意識をするのではなく地肌をこすることを意識します。
もちろんこの流しを行う時も同じで、地肌へ指を通して爪を立てないようにして流しましょうね。
シャワーヘッドから出るお湯を、直接地肌に当てるのもポイントです。
②シャンプーの量はMAX2プッシュでOK
使用するシャンプーの量は、1プッシュ〜２プッシュで十分です。
AGAで悩む人に極端なロングヘアーの方は少ないと思いますが、どんなに長くても２プッシュ以上は必要ありません。
シャンプーは多くつければつけるほど、流し残し等があった場合シャンプーのカスが汚れとして頭皮に残ります。
そのシャンプーのカスが頭皮に残ると毛穴が詰まってしまい、新しい毛が生えてきづらい環境になり、薄毛や抜け毛を進行させてしまいます。
シャンプーは適量、なんならもっと少なめでもOKです。使用量が多いほうが汚れが落ちるというわけではありません。
③頭部を3つに分けるという考え方
シャンプーをする時に、ただ闇雲に洗っても洗い残しが出てしまいます。
頭部を３つのパーツに分けて洗い進めると、洗い残しは減ります。
美容師のシャンプーも、必ず頭部を分けて洗っています。※この記事は元理美容師が書いています。
上記の画像のように、
に分けて、パーツごとに洗っていきましょう。
左右対称になりますので、頭部の左側は左手で、右側は右手で洗います。※動画参照
④各パーツを丁寧に洗う
頭部をモヒカン部分→モヒカンの横のライン→サイドという流れで、２周ほど頭皮を洗っていきます。
両手を前後に動かしながら、指の腹で爪を立てないように気をつけましょう。
洗残しが無いよう、パーツごとにしっかり丁寧に洗いましょう。
⑤シャンプー後の流しが一番重要
髪の毛（頭皮も含む）を洗った時はとにかく、シャンプー後の流しが一番大事な工程になります。
シャンプーが残ってしまうと、それがカスになって残留し汚れになりますからね。
流しをする上での最大のポイントは、シャンプー後の泡をしっかりと取り除いた後にシャワーで流すこと。
これをしておくと余計な泡が無いので、スムーズに流しをすることが出来ます。
シャンプーと同じで、各パーツごとにモヒカン部分→モヒカンの横のライン→サイドという流れで最低２周は流していきましょう。
しっかりと洗い流して、シャンプーが絶対に頭皮に残らないようにしましょうね。
⑥毛染めしているならトリートメント、していないなら必要なし
毛染め（カラーリング）をしている人は、トリートメントをしておきましょう。
トリートメントは、500円玉ほどの量を取って手に広げてから髪の毛だけにつけましょう。
間違っても、トリートメントを地肌・頭皮につけてはいけません。
ワックス等を髪の毛につけるイメージでOKです。
ちなみに髪の毛のカラーリングをしていないなら、トリートメントは不要です。
男性の髪の毛は基本的に短くて傷みが少ないと想定されますので、トリートメント（髪の毛を修復する作用）は不必要です。
髪の毛に傷みがある人やロン毛の人は、自由にトリートメントをつけてください。その際には頭皮に付着させないように意識しながら塗布してみてくださいね。
トリートメントはサラッと流す程度でOK
トリートメントは地肌や頭皮につけることはないので、流しはサラッとでOKです。
流し過ぎてしまうと、せっかくのトリートメント成分が流れきってしまいます。
イメージとしては、ほんのりぬるっと感が残る程度。ほんのりですよほんのりね。
『シャンプーは何がいいの？』
薄毛や抜け毛の対策として、某スカルプシャンプーが良い！などといった事を聞きますが、シャンプーは正直何でもOKです。
最初に、『シャンプー前の流し』のところでも説明しましたが、お湯で流すだけでも頭皮の汚れの大部分は落ちます。
要は、シャンプーは流しで取り切れない時の、補足程度の感覚で使います。
高価な育毛シャンプーなどを使うのはもちろん自由ですが、個人的にはシャンプーは何でも良いと考えています。自分に合った価格や香りの物を選ぶと良いかと思います。
『シャンプーはいつするの？』
今でしょ！と言いたいところではありますが、夜の22時前迄がベストです。
22時から2時までは、睡眠的にも美容的にもゴールデンタイムと言われていますので、この時間に寝ていることで、髪の毛も肌も成長します。
【髪の毛は眠っている間に一番伸びる】とも言われています。※諸説あり
なので、ゴールデンタイムに頭皮の汚れが落ちていることが大切になってきます。
汚れが頭皮や毛穴に残ってると、髪の毛の成長の妨げになってしまうことを忘れてはいけません。
『育毛剤はいつつけるの』
シャンプーの後に髪の毛を乾かしてからです。
髪の毛が濡れたままの状態でつけると、残っている水分によって育毛効果成分（ミノキシジル）が薄まってしまいます。
髪の毛を乾かした後に、就寝前までには育毛剤をしっかりとつけておきましょうね。
この時髪の毛につけるとベタつく事がありますので、髪の毛ではなく頭皮に塗布するようにするのがポイントです。
育毛剤のつけかたの詳しいポイントなどについては、以下↓の記事で詳しく説明しています。
【おさらい】ワンポイントアドバイス
改めてシャンプーのやり方を、動画でも復習してみてくださいね。
